ウーマンラッシュアワー、THE MANZAIで沖縄米軍基地ネタ「面倒くさいことは見て見ぬふりをする」
映画『この世界の片隅に』を観ました。いろいろ思ったことがあるのです。上述記事内にもあります。
が、個人的に書き足りないことがありますので、別記事として続けることとしました(*‘ω‘ *)
「モノがない」「貧しい」が心を不自由にする
心が不自由になる事とは、人がモノになると言う事
当時の時代背景もさることながら、モノがないこと、また、貧しいことが、いかに心を不自由にさせてゆくか。
心が不自由になる事とは、人がモノになるという事。心がない人はモノ。
合理性で人を見る事とは、損得で人をみる事。それはモノとして人を見る事。
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戦時中は左翼。本質左翼
つまり、劇中においては、総力戦のために役に立つか立たないかといった利便性や合理性、経済性といったものに重きを置く事。それは唯物論と言えるのでしょう。
心がない唯物論。左翼。文化など育まれない。仕方がないとは言え、戦時中は左翼だよ。本質左翼。
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国だけでなく人にも事情がある
映画『火垂るの墓』
国だけでなく人にも事情がある。
短編小説で、またスタジオジブリからも映画化もされ、野坂昭如自身の戦争原体験を題材とし作品となった『火垂るの墓』
モノもなく、貧しく、ひもじい。ただ、それでも大事なものとの日常をいかに守るかを描いた作品だったかと思う。
大人の事情ではじまった戦争であったが、子どもにとっては戦争より、日常。生活をいかに過ごすかにかかっている。
映画『この世界の片隅に』も同様か。家を守る。生活を守る。内から守る。
...事情は、各々ある。野坂昭如氏と大島渚氏にもあったのだろう。大人の事情が(*‘ω‘ *)
国と同様に人にも様々な事情がある。一面だけでは分からない
野坂昭如&大島渚流「緊張と緩和」
人にも様々な事情がある。国にも同様に事情がある。それが歴史なのかもしれない。また、その歴史から文化が育まれる。
人の日々の営みが歴史となり、その日常の生活から紡がれたものが、伝統や文化となる。保守とは、その日常を守ること。大切なものの日々を必死に守ること。
それは、“右左”ではない。
戦場のメリークリスマス
デヴィッド・ボウイ (出演), トム・コンティ (出演), 大島渚 (監督, 脚本)
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インド独立の原動力となったガンジー
「非暴力、不服従」を提唱しているが、「無抵抗主義」ではない
インド独立の原動力となったガンジー。「非暴力、不服従」を提唱しているが、「無抵抗主義」ではない。これは誤解されている。
南アフリカで弁護士をする傍らで公民権運動に参加、帰国後はイギリスからの独立運動を指揮した。
現実、合理的な政治的判断か
民衆暴動やゲリラ戦の形をとらなかったが、これは現実的、合理的判断。弁護士としての計算があったのではないのか。政治的とも言えるが、戦わなければならない相手を考えると仕方がない。
自分に厳しく他人に対しては常に公平で寛大な態度で接した。反面、親族に対しては極端な禁欲を強いて反発を招くこともあったという。
今風に言うとDVやネグレクトとなりそうだが、それも少し違うように思う。
戦わなければならない相手を考えると、やはり仕方ない。律するしかない。自身だけでなく、身内にも強いるしかない。そう言った苦しい心境があったのではないのか。
『シヴィライゼーション』というゲーム
核攻撃を好む「平和主義者」ガンジー
シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI
シヴィライゼーションというゲームがある。
平和主義者にもかかわらず、ガンジーは核攻撃を好むという変わった伝統がある。
ガンジーはCiv5でも史実に即して平和主義者ではあるものの、核兵器関連のパラメーターだけが異常に高かったりもする。
「ゲーム終盤にインドと戦争するのはやめる」と言った攻略法がある。
米国ゲームデザイナーのシド・メイヤーが代弁か
確かに不思議な話でもあるが、アメリカのゲームデザイナーのシド・マイヤーがインドの悔しさを代弁しているのではないのか。
人の想いを汲むこと。
核攻撃を好む「平和主義者」ガンジーとは、『シヴィライゼーション』といったゲーム内の謎設定ではあるが、少し考えることをする。
おもうことをする。イメージすることをする。
なぜ、ガンジーが核攻撃を好むかを考える。時代背景、歴史を考える。イメージする。人をイメージする。
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平和主義者だが、ガンジーは核攻撃を好む
イメージした結果が「平和主義者にもかかわらず核攻撃を好む」
という変わった伝統になる。悔しさの代弁が核攻撃。せめてゲーム内だけでも留飲を下げてくれという優しさ。
ゲームデザイナーのシド・マイヤーの優しさとなる。
そうやって人をイメージすると、10のうち1の痛みを感じられるようになる。強い力を持つ者ほど必要な能力と思う。
イメージする力。
家の内を守る中川、外で戦う村本
2人の本音トークを見ることが出来た
今夜24時。相方パラダイスと酒飲んでトーク。収録。https://t.co/Apo8BUpfef
— 村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) July 29, 2018
売り上げで被災地無料ライブを行うと言う事も気になり、貢献できればなという事で見に行きました。
2人の本音トークを見ることが出来たように思います。
中川パラダイスさんは母親と言った感じがしました。また、包容力みたいなモノを感じました。
村本さんからはアメリカ挑戦する事により独立を目指している息子、または父のさまに見えました。
母と息子、夫のコンビにも映った
ともにマザコンの感はあるが、中川は強いものに言い返せないタイプのマザコン。それは女性的。
女性側に立つのが村本。父と戦う息子にも映る。いわば共依存とも言えますが、独立を指向しだした村本。応援する中川。
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芸人としての矜持か
村本自身、芸人としての矜持を語っていたように思う。ピンと漫才の差のようにも感じた。
ピンであれ漫才であれ、村本自身がネタをつくっているからこそ、お客さんの反応を見ることで芸の質を向上させているといった話。
また、中川パラダイスは村本の反応を見ることで何かを感じる。それも役割。
能力の個体差は別の話。また、たがいに敬意も感じた。
いずれにせよピンであれ漫才であれ、トータルを考えているのが村本。それはネタ作り。
客にウケる、ウケない。
中川は、対村本のみ。客を見てない。よって、ネタも作れない。イメージができない。役割かも知れないが村本しか見てない。
一度ネタを作ってみろと言われている。客目線になれと。ただ、これは心配しているだけで優しさ。村本の優しさ。
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オードリー春日とよく遊ぶのも
中川パラダイスがオードリー春日とよく遊ぶのも、ネタをつくることで、カリカリしている村本に気を使っているだけ。だから、ほかの芸人さんと飲んで様々な話を聞く。
これも役割。外交。女性的。中川は話しやすい感じがした。
村本は男性的...
黙々とネタ作り。その姿勢は、かっこいいとは思うが近づきづらい。また、個性的でもある。米国留学も自然なことか。変化に挑戦。革命。革新。
中川は女性的...
女性的な社交上手。日本人的。事なかれ。協調性を重視か。変化を望まない。現状維持。保守的。
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ウーマンは成立している。夫婦として
現状、方向性が違うだけ。各々が各々の世界で戦おうとしているように映った。
村本が米国でやり抜き、結果はどうなるかは知らないが、戻ってきた時に帰る場所を中川が用意しておく必要があるという話と受け止めた。
互いにリスペクトがある感じもする。
中川は漫才をしたい。村本は、今その気分じゃないということか。
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