こじらせ"S”さんのzakki

"通信、紙媒体、J-ROCKの三位一体でこそ” ヤタガラス、ライオン、ユニコーンのトリニティを内包(*‘ω‘ *)

キタサンブラック |証明するために泥臭く粘り強く、ただただ繰り返してゆく事のみ

f:id:ktake0606:20180930163714j:plain2017年有馬記念        引用:https://p.nikkansports.com

馬主 (有)大野商事 毛色 鹿毛
調教師 清水 久詞(栗 東) 生産牧場 ヤナガワ牧場
産地 門別産 戦績
  • 国内:20戦12勝
ブラックタイド
黒鹿 2001
サンデーサイレンス(USA)
ウインドインハーヘア(IRE)
シュガーハート
鹿 2005
サクラバクシンオー
オトメゴコロ

キタサンブラック|JBISサーチ(JBIS-Search)

獲得賞金額は歴代1位も毀誉褒貶が激しい   

 2017年有馬記念一頭の競走馬が引退した。キタサンブラック。

 シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクトなどの最強馬と肩を並べるGⅠ7勝をマークするも、それらと比べても毀誉褒貶が激しかったように思う。

 “ミーハーが好みそう”“内枠だけしか勝てない”が、批判の大半を占めていたように思う。もちろん、この点は同意できる部分もある。ただ、評価にせよ批判にせよ、いずれにしても不当な扱いを受け続けていた競走馬と、個人的には、そう見ている。

事実、競馬は内枠有利の傾向   

 競馬において、内枠有利は揺るがない。距離損がないからだ。コーナーを回る数が多くなるほど、外を回らさせられる馬は不利になる。また、外枠ほど、その可能性が高くなることから内枠が有利と言われる。もちろん、間違いではない。

 キタサンブラック自身、獲得賞金額は18億7684万円で歴代1位、GⅠ7勝と素晴らしい結果を残している。

 批判も評価も、これらのことが大勢だったかとも思うし、アンチの言い分は

 “内枠だから勝てた”

 だから

 “大レースを7勝できた。獲得賞金額も歴代1位になれた”だったようだ。

 もちろん、見えているところで評価するとそうなってしまう。内枠は距離ロスが無いし、大型の先行馬であったキタサンブラックならなおのこと内枠がいい。ただ、これらの点のみで、この競走馬を批評することには、大きな誤りがあるようにも感じる。

血筋が良いとは言えない血統   

 血統の面から考えても、決して血筋が良いとは言えない。おそらく、育成の段階から良血馬とは差があったと考えられる。競馬とは、血が走っていると思って間違いではないし、良血馬と比較しても、キタサンブラックにとって終始、不利益極まりない事が続いていたとも推測される。

 2015年の皐月賞では、良血馬ドゥラメンテの末脚に屈するも粘って3着。つづく、日本ダービーでは、直線で足が止まり14着に敗れる。勝ったのは、こちらでも、良血ドゥラメンテ。さすが良血馬。

2015年皐月賞 優勝ドゥラメンテ   


2015/04/19 第75回 皐月賞(GⅠ)【ドゥラメンテ】

良血馬にはない無形のもの   

 キタサンブラックは良血馬に無いものを持っていた。

 強靭な精神力と体。雄大な馬格。

 これら、両親から受け継いだモノをフルに活かし、戦うことを決めたのだろう。

 同馬担当獣医も驚くようなハード調教を繰り返し行い、研鑽を続けるキタサンブラック。1日1本が通常と言われている坂路調教を3本繰り返す日もあったとか。いわく、普通の競走馬では、持つはずが無いのだそう。それでも、覆すためにキタサンブラックは繰り返した。“内枠なら勝てて当たり前”とからかわれても、黙々と続けた。覆すためだ。

 言いわけしていても、良血馬ではできない方法以外に「道」は開けなかったからだ。

2017年有馬記念 優勝 キタサンブラック   


2017/12/24 第62回 有馬記念(GⅠ)《結果速報》